食品システム科3年生 実験の様子を紹介します part3
2019年11月25日 12時25分<H31-116>
11月19日(火)食品管理の実験風景。
今回は市販のかんぴょうを用いて食品添加物の定性実験を行いました。
使用したかんぴょう。
カットしたかんぴょうとリン酸溶液を容器に入れ、ヨウ素カリウム・デンプン紙をセットします。
試料中に亜硫酸塩が含まれていれば、試料をリン酸酸性にすることで遊離したSO₂ガスが、水で湿らせた試験紙のヨウ素酸カリウムと反応し、遊離したヨウ素が試験紙のデンプンと反応することで紫色を呈します。
時間の経過と共に紫色の線が現れました。
実験結果よりかんぴょう中には亜硫酸塩が含まれていることが分かりました。
亜硫酸塩は食品の漂白を目的として用いられる食品添加物です。
身近な食材にこうした食品添加物がどういった目的で利用されているのか、実験を通して確認することができました。