海洋科ってどんなところ?

海洋科は、従来の漁業の担い手や船舶職員を養成することと併せて海洋レジャー産業などの海洋のスペシャリストを養成することを目的として授業を行なっています。本校で最も海に接する機会が多い科で、3年時には、ナビゲーションコースとマリンテクノコースを設け、それぞれ生徒の希望する進路に対応しています。
○ナビゲーションコース
 4級海技士(航海)資格取得を目指し、専攻科(3級海技士:航海)につなげ、将来の船舶職員を養成します。
○マリンテクノコース
 栽培漁業、沿岸漁業、海洋調査や海洋レジャーに関する知識と技術を習得し、海洋の多目的利用や、海洋開発に関する技術者を養成します。また、海洋系大学進学希望者への進学指導も行います。

海洋科だより

アクアマリン体験実習⑥

2019年7月16日 11時57分

<H31-59>

日  程:7月16日(火)

活動場所:石焼き窯

対象生徒:海洋科2年(6名)

 

 本日は6回目のアクアマリンふくしまの体験実習を実施しました。今回の実習は、石焼き窯で炭を作るための手伝いでした。良い炭を作るためには、木材の大きさや長さなどを調整して「敷き木」、「立て木」、「刺し木」の順番で入れることが重要とおっしゃっていました。

 

 

「敷き木」:地面に敷く木のことで、長さは約30cm、太さは約2cmのものを使います

「立て木」:敷き木の上に立てる木のことで、長さは約70cm、太さは約15cmのものを使います 

「刺し木」:立て木と窯の隙間に刺す木のことで、長さは約50cm、太さは約5cmのものを使います

 

 今日で1学期のアクアマリンふくしま体験実習が終わりました。計6回の活動を通して、生徒たちは体験実習の楽しさや辛さを肌で感じることができ、この活動の目的でもある協同的に取り組む態度は少しずつ育まれていきました。生徒たちの成長を間近で感じることができるのは本当にうれしいものです。

 2学期も様々な体験実習の様子をお届けできればと思います。

 

【次回予告】

 8月27日(火)

取得可能な主な資格

海を学び、海に感謝し、海について考える